東洋医学とは
東洋医学と西洋医学の違い
![]() 西洋医学は、投薬や手術により、悪い部分を取り除いて治すことを主とした治療法です。 わかりやすく言えば、身体の外から悪い部分へ直接対処することができる為、比較的即効性が高いこともあり、近年、西洋医学が医学界の主流となっています。 一方、東洋医学は身体の内側から治療する根本治療を得意とし、また、未然に病気を防ぐ予防医学の一面も持っています。具体的な治療法としては、推拿(中国整体)、鍼や灸、漢方薬などが挙げられます。 これらの療法は、昔から伝わる長い歴史を持つ医学であり、西洋医学に比べ治療は時間をかけて行われます。ですが、身体にメスを入れず、また病気を根本から治療しようとするため、西洋医学よりも東洋医学の方が身体に負担をかけない優しい治療法であります。 |
各種療法とその効果
経絡経穴(ツボ)刺激とその効果
![]() 気や血の通り道とされる“経絡”の上にある“穴(あな)”ということです。 穴といっても、実際に目に見える穴が皮膚に開いているわけではありません。 しかし、目に見えない「気」がそこから出入りしていると考えられています。 気や血の流れが滞ったときには、経絡の上のツボにそれらのトラブルが反映されます。 また経絡は臓腑とつながっているため、その上のツボには、臓腑の不調も反映されます。 気や血のトラブル、臓腑の不調は、ツボの痛み・腫れ・しこりやへこみといった変化としてあらわれます。 それと同時に、ツボは治療のポイントにもなります。 ツボを刺激することで、気や血の流れを調節し、臓腑の働きを整えることが出来ます。 そしてツボの効果は以下の3つがあります。 (1)局所部位に対する治療作用 (2)近隣部位に対する治療作用 (3)遠隔部位及び全身に対する治療作用 |
中国整体(推拿)とその効果
![]() 中医とは中国伝統医学のことをいい、推拿の推(すい)という字には「押し動かす」、拿(な)という字は「つかむ」という意味をそれぞれ持っています。この中医推拿は、人間の体表にあるツボや筋肉・関節・靭帯などの患部に種々の手技や特定の肢体他動運動を用いる外治法の一種です。 中医推拿は歴史的にも、日本で行われている按摩・マッサージ・指圧・整骨などの基礎となる手技で、その優れた即効性・安全性、整合性により治療範囲が広く、人間が本来もっている自然治癒力を活性化し高め、経絡(ツボ)や筋肉に沿って全身を整圧し血液やリンパの流れ、ホルモンの分泌等を調節します。また、骨格の歪み、ねじれ、ずれの矯正を行う全身療法で、中国では総合病院や診療所などで一般的に行われている治療法のひとつです。 |
ボディーケアセラピー
![]() 肩こり・腰痛などの身体の異常、イライラ、不眠症などの心の異常を手指を用いて全身の「ツボ」を刺激し、筋肉の調整や関節の調整を行い、全身の血行やリンパの流れを促進し、人間が本来持っている「自然治癒力」を高め、疲労回復・身体の不調を改善させる世界的に行われているリラクゼーション法のひとつといえる。 |
リフレクソロジー(反射療法)
![]() 効果としては、気の流れがよくなる、様々な病気・持病が回復するなどといった効果が期待できます。 |
東洋式リフレクソロジー
![]() また、医療行為で求められる治療効果ではなく、あくまでも人間本来持っている自然治癒力を高める為にも行われている。日本人には東洋人に適した方法で行われるのが一番であると言う事は言うまでもありません。 |
西洋式リフレクソロジー
![]() 台湾式のように手の関節や器具などを利用し圧力を強くかけ痛みの伴う方法ではなく、足裏などの全身の臓器や器官に投影している反射区を指でくまなく軽い刺激をする足裏健康法で心身に対しリラクゼーション効果を与えるものです。 西洋人には適した方法と言えますが、東洋人には刺激が少なすぎてもの足りないと言う声も聞かれる。 |
アロマテラピー(芳香療法)
![]() 天然のエッセンシャルオイルを香りで呼吸器から体内に取り入れたり、薄めて表皮に擦り込んだり、心と体を癒し美容と健康増進を目的に行われる自然療法のひとつである。 アロマテラピーはフランスの化学者ガットフォセが実験中に火傷を負った時、ラベンダーのエッセンシャルオイルを試用して治癒させたことに由来する。 |
タラソテラピー(海洋療法)
![]() |
アートセラピー
![]() |
カイロプラクティック
![]() 骨格のゆがみの原因である、関節の動きが低下して神経の働きが妨げられている個所(サブラクセーション)を取り除きます。神経と身体の構造のバランスを整えることにより、心身の健康回復を目指します。病気を扱う西洋医学とは異なり、カイロプラクティックでは自然治癒力を高め健康を診ることを目的とするため病名をつけず、薬や外科を全く用いません。 |